
2019年10月から幼児教育の無償化が始まりました。
子育て世帯の皆さんを支援しようという側面もありますが、幼稚園、保育園、託児所などいろんな施設でばらばらだった保育料の負担をなくし、どんな家庭環境でも、どの施設を選んでも幼児が教育を受ける権利を保障しようというのがこの制度の基本的な考えです。
今後は、どの施設を選んでも公的資金のアンバランスはある程度解消されるはずです。
そこで次に目を向けなければならないのは「教育・保育の質」という一面です。保育料だけは一本化されましたが、それはどこでも同じレベルの教育の提供できるということではなく、保護者がよりいっそう、お子さんにふさわしい施設を選ぶことが必要になってきます。
園長 鶴谷主一(つるやしゅいち)
原町幼稚園は2017年度に幼稚園から幼稚園型認定こども園に移行しました。
それまでと変わったことは、
開園時間が預かり保育を含めて朝8時半~午後5時半だったのが、
午前7時半~午後6時半までとなったこと、年間の預かり保育日数が増えたこと、給食の提供が週2日から週4日に増えたこと。そして教職員の人数が16人から22人に増えたことです。
●幼稚園=子どもの教育を重視
●保育園=保護者のサポートを重視
この幼保の機能を合わせたのが認定こども園ですので、子どもの教育をきちんと行いながら、保護者のサポートもできるのが良いところなのです。
その中で「幼稚園型」は乳児を受けない施設なので、3歳以上の幼児の教育に特化し、子どもの発達を最優先に考えていますので、保護者のサポートという面では若干弱いところもありますが、お子さんに質の高い幼児教育をお望みの方には最適な施設です。
原町幼稚園、原町保育園、サンカフェはらまち(企業主導型保育園)
この3つの施設が同じ敷地内に同居しているのが「はらまち」の特徴です。
幼稚園と保育園が一緒にあるので、園庭も2倍!遊具も2倍!先生も2倍!多様な環境と保育者と関わりながら育つことができます。
幼稚園と保育園は年少からのカリキュラムを調整して、幼保で関わりながら一緒に育っていきます。運動会ではライバル心を燃やして本気度も高まるんですよ。
週4日の給食の日は、年中長さんはサンカフェのランチルームと保育園のおひさまホールに出かけていって昼食をとります。(週1回水曜日とお誕生会の日はお弁当です)
※コロナ感染予防のため現在は幼稚園内で昼食をとっています。
サンカフェでのランチ